世界に誇る高機能繊維"カイノール" -

カイノールとは？

カイノール(一般名：ノボロイド繊維)はフェノール樹脂を熱溶融させ、繊維状に酸硬化した3次元化学構造を持つ高機能繊維です。1968年に米国での宇宙開発の一環から生まれた後、1982年に本格的な工業生産を開始し、現在は世界で唯一GCIが製造しています。カイノール製品のラインナップには①高機能繊維②炭素繊維③活性炭繊維があります。

カイノールの強み

01

優れた難燃性・非溶融性

カイノールは難燃性が高く、高温でも非溶解で熱収縮が少ないのが特徴です。
02

少ない発煙量・ガス

カイノールは焼成時炭化するのみで発煙量が少なく、構成元素はC,H,Oのみからなるため、有毒ガスの発生量が少ない特長を持っています。
03

耐薬品性能

カイノールは数多の化学薬品に対しても耐性があり、特に耐酸性に優れています。
04

非結晶性を持った
カーボン繊維

カイノールを炭化してカーボンにすると、非結晶（アモルファス）構造となり、低強度で柔軟性を持ったカーボン繊維となります。
05

比類なき活性炭性能

カイノールは高性能活性炭の原料として使用され、他の素材では到達できないレベルの超高比表面積の活性炭繊維として使用できます。
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